ふぉーかもダイアリー

主にキャリア

川は最後に海に至るよう大きくなる、そんな歩みが望ましい

「上善如水(じょうぜんはみずのごとし)」

最上の善とは水のようなものである。

 先日帰校する小学生が歩道に落ちているゴミを拾うのを見かけました。ちょっぴり感動しました。これも一つの善ですよね。そんなことを思っていると、最上善は水のようなもの。ともすると、日常身近にやってくる事柄に僅かでも心配りがあれば善につながると思います。そう思うとまずは、人の話をよく聞くことですね。当たり前のことですがなかなか出来ないときがありますよね。自分の話ばかりで話を聞かない、これは絶対だめです。話を聞くときは笑顔です。そして、フォローが必要な内容ならば、すぐにフォロー考えて、苦しいときには全力で支えましょう。次に自分のミスを素直に認めることですね。言い訳だらけで不平不満が一番だめです。自分の失敗談を笑って話せるようにも忘れてはなりません。水は高さを求めず常に低い所に身を置くとありますように、相手を見下さず慮ることが大切ということ。また、常に低い所にありながら、谷の川の水は最後に海に至るように徐々に大きな存在となる。低い姿勢で相手を立てて思いやり、自分自分は成長して大きな存在になる。水の如くは素晴らしい学びだと思います。京の川、洛北の西と東とでそれぞれ湧き出た水が流れ出て京都の中心部で合流、結ばれたということで婚姻ですね。そして流れを大きくして南部辺りで三つの川と合流します。これは家族が増えたという例えですね。そうして流れをさらに大きく堂々と流れて大阪湾に至ります。水から学び、川のような素晴らしい歩みを勤しんでください。