「桜始開」(七十二侯)
いろんな出会い、全てをいい出会いと思えるように。
風は出会う花、運ぶものとの出会いで香りと色が、 それがいい出会いと思えるように。
もうすぐ新年度、新しい出会いのときですね。いろいろなことに出会えるワクワク、楽しみですね。風には香りがありませんが、いろんな花と出会うことで、香りを運んでくれます。甘い香り、すっぱい香り、爽やかな香り、苦い香り、いろんな香りがありますね、いろんな香りの花と出会うのと同じように、この先々いろんな香りと出会うはずです。風には色もありませんが、運ぶものの出会いによって色を運んできます。赤い落ち葉を運べば赤色、砂を運べば白色、煙を運べば鈍色、花びらを運べば桜色、色もいろんな色と出会うはずです。甘い香りで桜色の出会いばかりではありません。苦い香りで鈍色の出会いもあるかもしれません。どんな出会いもいい出会いだと思えるようなプラス思考でいたいものです。出会いには全て何らかの意味があります。意味のない出会いなんてありません。その意味をよく考えればプラスに考えられるはずです。紆余曲折、出会いの一つ一つをプラスに考えていい出会いを積み重ねてください。少々の雨くらいは我慢して虹が見えるように。虹を見ることの積み重ねが成長です。
