昨今、あるところでは学校教育の中で将来使わないから学ぶ必要がない。そのような時間は無駄であるとか言われてます。例えば「三角関数」「平方根」「ピタゴラスの定理」等々確かにこのようなものは普通なら日常生活に必要ありません。ぼくが学生の頃、クラスメートの女子が平方根の授業の時「先生、私ら女子は将来主婦になります、その時八百屋さんに行って、おじさんキャベツルート２個くださいとは言わない、私らにはそんな勉強必要ない」と言ったのが思い出されます。そもそも学習は脳を作ることが目的なのです。若者のみなさんは将来、小さいことや大きいこと、いろんなことを考えて決めて行かなければなりません。そのことが日常となります。そのためには「三角関数」や「平方根」といったいろいろなことの考え方により脳が作られて行かなければなりません。そして思考力が向上し判断ができるようにならなくてはなりません。ですので、脳を作り、思考力を高め、集中力を身につけ、的確な判断ができるようになるために基礎教化学習は必要なのす。
