ふぉーかもダイアリー

主にキャリア

蛙は必ず帰る。無事帰る いついつ、いつでも、どんなときも

「蛙初鳴(かわずはじめてなく)」七十二候

立夏二十四節気

 いよいよ田植の準備が始まる頃となりました。田んぼに水が引かれるとカエルたちは卵を産みにやってきます。この頃のカエルたちは昼夜鳴き続けます。そして、田植えの頃にはおたまじゃくしでいっぱいになります。カエルは生まれてから別の場所へ移動しても、その後必ず生まれた場所に戻ってくることから「帰る=蛙(カエル)と呼ばれるようになったといいます。「無事帰る」「お金が帰る」などにつながることから、古くから縁起がいいとされてきました。また、「蛙」という漢字は泣き声に由来しています、「けーけー」と鳴いていると捉えられたため、虫偏に「圭」が用いられたといいます。そして、おたまじゃくしというと長いので、俳句では蝌蚪(かと)と二文字で表します。長いぬるぬるした帯状の卵のことは「蝌蚪の紐」または「数珠子(じゅずこ)といいます。カエルの鳴き声は、雄が雌を恋しく鳴く声と言われています。雄の数の方が多いので、群がり合い、うばい合いとなって合戦となります。いわゆる「蛙合戦」です。これからは鳴き声で賑やかになってゆきます。

♫ながーく愛して♫ ♫ずーっと繋がっていたい♫

Twitter / ふぉーかも(@folkkamogawa)