ふぉーかもダイアリー

主にキャリア

渡り鳥から学ぶ、それぞれが役割を全うできる組織作り

渡り鳥から学ぶ

渡り鳥もOne for all All for one

 鴻雁北(七十二候)季節が進み、渡り鳥も帰って行きます。方向性と連帯感によるところの組織力を発揮するため、群れとして「へ」の字で飛んで行きます。これはそれぞれの鳥が翼を羽ばたくたびに、すぐ後ろの鳥を持ち上げる力を生み出し、一羽で飛ぶのと比べて、群れとしての飛距離は70%程増すそうです。もし、群れから外れてしまったときは、次の群れを待ち、次の群れも抵抗なく受け入れます。そして、先頭は一番大変で疲れます、ですので、先頭も交代しています。また、後方の鳥は前の方の鳥を鳴き声で励ましています。まさに、一人はみんなのために、みんなは一人のためにですね。みんな一緒になって、飛距離70%増を得ています。人々においても渡り鳥のように持ちつ持たれつの関係で励まし合いながら助け合って、大変なときは、交代しながらやれて、得意なことは一生懸命、苦手なことは助けてもらいながら一生懸命、このようなそれぞれが役割を全うできる組織を構築して、利益を得続けなければなりません。目標達成においても継続しなければなりません。欧米と日本の働きの効率性データにおいて、欧米に優位性が出ている要因はここらあたりにあるのかもしれません。